咀嚼筋まとめ

咀嚼筋は、顎関節を動かし、咀嚼(食物を噛む動作)を行う筋群です。これらの筋はすべて三叉神経第3枝(下顎神経)によって支配されます。

咀嚼筋は、下顎骨を動かす4つの筋から構成され、咀嚼運動・発音・顎関節の安定に重要な役割を持ちます。


◆ 構成筋



◆ 起始・停止・作用・神経支配

筋名 起始 停止 主作用 神経支配
咬筋 頬骨弓 下顎骨下顎枝外側面 下顎挙上(口を閉じる) 下顎神経(V3)
側頭筋 側頭窩 下顎骨筋突起 下顎挙上・後退 下顎神経(V3)
内側翼突筋 翼突窩 下顎骨内側面 下顎挙上・側方運動 下顎神経(V3)
外側翼突筋 蝶形骨大翼・外側翼突板 下顎骨・関節円板 下顎前突・開口 下顎神経(V3)


◆ 咀嚼運動のメカニズム



◆ 触診ポイント



◆ 臨床的特徴

  • 顎関節症(TMD)との関連が強い
  • 歯ぎしり(ブラキシズム)で過緊張
  • 側頭筋は緊張性頭痛の原因となる
  • 咬筋肥大はストレスと関連


◆ 関連症状

  • 顎関節痛
  • 開口障害
  • 側頭部痛
  • 耳周囲痛


◆ 東洋医学的関連


咀嚼筋は顎関節運動の主動筋であり、顎関節症・頭痛・ストレス関連症状と密接に関係する重要な筋群です。

0 件のコメント:

コメントを投稿