腋窩神経(Axillary nerve)まとめ

概要

腋窩神経は腕神経叢の終枝の一つであり、 肩関節の外転運動と肩外側の感覚を担う。 特に上腕骨外科頸との位置関係が重要で、 外傷時に損傷されやすい神経として知られる。


構成

  • C5
  • C6

走行

腋窩神経は腕神経叢後神経束から起こり、 四辺形間隙を通過して肩後方へ向かう。

その後、上腕骨外科頸を後方から回り込み、 三角筋の深層を前後に分かれて走行する。


主な枝

  • 前枝
  • 後枝
  • 上外側上腕皮神経

支配筋


支配領域(感覚)

  • 上腕外側上部(レジメンタルバッジ領域)

機能


臨床的ポイント


関連する筋


関連する血管

  • 後上腕回旋動脈

東洋医学的観点

腋窩神経の走行と症状は、 東洋医学における足の少陽胆経と 強い関連を示す。


関連経絡・経穴

臨床では肩髃(LI15)肩髎(TE14)陽陵泉(GB34)などが 腋窩神経障害に用いられる。


まとめ

腋窩神経は肩関節外転の要となる神経であり、 外科頸骨折や肩関節脱臼では必ず評価すべき神経である。 三角筋の形態変化と感覚領域の確認が、 臨床判断の重要な指標となる。

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