1.筋肉の名称(和名・英名・ラテン語)
- 和名:前鋸筋(ぜんきょきん)
- 英名:Serratus anterior
- ラテン語:Musculus serratus anterior
2.起始・停止
3.支配神経
- 長胸神経(long thoracic nerve, C5〜C7)
長胸神経麻痺(C5〜C7障害)により「翼状肩甲(winged scapula)」が出現する。 前鋸筋麻痺の代表的所見で、肩甲骨が後方に浮き上がる。
4.作用
5.関連する経穴
- 乳根(ST18):前鋸筋上部の肋骨付着部に位置
- 大包(SP21):前鋸筋中部付近、腋窩線上に位置
- 淵腋(GB22)、輒筋(GB23):前鋸筋上を走行する経穴群
- 中府(LU1)、雲門(LU2):前鋸筋上縁部に近接
6.臨床での関連(肩こり・呼吸・姿勢など)
前鋸筋の機能低下は、肩甲骨の安定性を損ない「肩のインピンジメント症候群」や「四十肩」の原因となる。 過緊張では呼吸筋のアンバランスを招き、胸郭運動の制限を引き起こす。 鍼灸では「大包」「淵腋」「中府」などでトリガーを緩め、呼吸と肩運動を改善することが多い。
0 件のコメント:
コメントを投稿