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梨状筋の起始・停止・作用まとめ
1.筋肉の名称(和名・英名・ラテン語)
和名:
梨状筋(りじょうきん)
英名:Piriformis muscle
ラテン語:Musculus piriformis
2.起始・停止
起始:
仙骨
前面(第2〜第4仙骨孔の外側)
仙骨
前面の腱弓部、仙結節靭帯の一部
停止:
大腿骨
大転子上縁(greater trochanter of femur)
3.支配神経
仙骨神経叢
(L5〜S2)
4.作用
股関節
の外旋(主作用)
股関節
の外転(特に
股関節
屈曲位にて)
股関節
伸展時の安定化(寛骨臼に大腿骨頭を引き寄せる)
5.関連する経穴
秩辺(BL54)
:梨状筋の真上、筋腹中央付近
環跳(GB30)
:
坐骨神経
の走行上、梨状筋下縁に一致
承扶(BL36)
:梨状筋起始部付近(殿部上方内側)
殷門(BL37)
:梨状筋下を通過する
坐骨神経
経路上
梨状筋は殿部深層に位置し、
坐骨神経
と密接な関係を持つ。
「環跳」「秩辺」「承扶」など殿部経穴はすべて梨状筋およびその周囲の治療に重要である。
6.臨床での関連(坐骨神経痛・腰下肢痛など)
梨状筋症候群
:梨状筋が
坐骨神経
を圧迫し、殿部〜下肢後面の放散痛・しびれを引き起こす
腰痛
・仙腸関節痛:梨状筋過緊張により骨盤の捻れや傾きが生じやすい
長時間座位による殿部痛:筋短縮・虚血による圧痛
歩行・階段昇降時の違和感:股関節外旋筋群のアンバランスによる
トリガーポイント:殿部中央から大腿後面へ放散痛を呈する
7.臨床メモ
梨状筋は「
坐骨神経
の門番」とも呼ばれ、神経圧迫の第一ポイントとなる。
ストレッチ(股関節屈曲+内旋+内転)は治療・予防に非常に有効。
環跳(GB30)
や
秩辺(BL54)
への鍼刺激で筋緊張の緩和が得られる。
殿筋群(中殿筋・大殿筋)との協調を保つことで、骨盤の安定と腰部負担軽減に役立つ。
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